INTERVIEW
紙の原料となる
ウッドチップを輸入。
海外関連会社の
運営・管理も担う。

K.M.
ウッドチップグループ
チップ部 チップ課
2016年入社
メイン業務はウッドチップの輸入や国内紙パルプメーカー様への営業、関連会社の運営。それ以外にも社内の各部門とのやりとりや、FSC認証※の管理などにも携わっている。
※持続可能な森林管理・保全を行うために、生産や流通過程の評価・認定・監督を行う国際認証
担当する業務
- 国内紙パルプメーカー様への営業
- 海外関連会社の運営・決算管理
- 海外取引先からの仕入れ
- 法務・財務経理部門とのやりとり
- FSC認証の管理
現在の仕事
ウッドチップの
輸入・販売だけでなく、
植林・加工会社の運営も行う
チップ部が手掛けているのは、木を細かく加工したウッドチップの輸入と三国間貿易。オーストラリアやニュージーランド、ベトナム、チリ、南アフリカなどのウッドチップを国内紙パルプメーカー様向けに輸入したり、中国や台湾の企業に販売したりしています。
そのなかで私の業務は、オーストラリアとニュージーランドからチップを輸入し、国内紙パルプメーカー様へ販売すること。また、伊藤忠紙パルプはオーストラリアとニュージーランドに、植林や加工を行う関連会社を有しており、それらの運営・管理も行っています。先日のウッドチップの輸入でも約5万トンを船に積んで来ましたが、一つひとつの取引規模が大きくなるのも私の仕事の特徴です。伊藤忠紙パルプの収益のなかでウッドチップ事業が占める割合も大きいので、その分の責任とやりがいを感じながら業務に取り組んでいます。

入社理由とこれまでのキャリア
紙、そして商社の
働き方に魅力を感じて入社。
数多くの挑戦をして
成長できた
生活に不可欠な素材である紙に魅力を感じるとともに、国内外のさまざまなメーカーの紙を扱う商社でなら幅広い挑戦ができると考え、伊藤忠紙パルプに入社しました。最初の配属はリーテイルサプライ部。ここには6年間在籍し、受発注や船の手配、納品管理などを行う受渡業務を2年間経験した後、3年目からはカフェやファーストフード店をチェーン展開するお客様に対し、紙コップや食品包材などの営業を担当していました。
その当時から、若手でありながら裁量を持たせてもらっていました。新製品の企画や取引実績のない企業への提案も、上司や先輩が私のアイデアや意志を尊重してくれて。もちろんたくさん失敗もしましたが、その経験が糧になって今につながっていると感じます。主体的に仕事に取り組んで成長していきたい人にとって、伊藤忠紙パルプはとても良い環境だと、自分のキャリアを通して実感しています。

今後の目標
今後も海外事業に携わり続け、
関連会社の発展にも
貢献したい
リーテイルサプライ部からチップ部に異動になったのが約2年前。大きく業務内容が変わり、得意とは言えなかった英語も日常的に使用するようになりました。以前は消費者が使用する紙製品のご提案をしていたのが、今は紙の原料の輸入に関わっています。そうして紙製品の川上と川下の両方を経験できるのも伊藤忠紙パルプだからこそ。本当に貴重な経験ができていると感じています。
今後については、せっかく海外事業に携わるチャンスをもらったので、今後もウッドチップの輸入や三国間貿易に携わっていきたいと考えています。また、ニュージーランドの植林を行う関連会社を設立したのは約30年前。植林からチップに加工できる樹に育つまでには長い時間がかかるため、私たちが今、植林から加工、輸入、販売までを一貫して行えているのも、関連会社を設立した先輩たちの努力があったおかげです。そうして長い時間をかけて育ててきた事業を受け継ぎ、さらに発展させていくことにこれからも挑戦していきたいですね。
1週間のスケジュール
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月曜日
午前:部内会議/午後:お客様訪問 会議では先週の振り返りや情報・スケジュールの共有を行う。
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火曜日
午前:資料作成/午後:Web会議 午前中はお客様に提出する資料づくり。午後はニュージーランドの関連会社と打ち合わせ。
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水曜日
午前:Web会議/午後:課内会議 伊藤忠商事のシドニー支店と打ち合わせを行い、午後はその内容の取りまとめとミーティング。
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木曜日
午前:Web会議/午後:お客様訪問 オーストラリアの関連会社と決算関連の打ち合わせ後、午後は紙パルプメーカー様へ商談に。
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金曜日
午前:課内会議/午後:資料作成 翌週からの海外出張に向けてミーティングを実施し、午後は出張先で使用する資料づくり。